マグネットシートの劣化について

マグネットシートの劣化についてのご相談をよくいただきます。 特に屋外で使用されるとき劣化しないか心配されているようです。

メーカーによっても違いますが、マグネットシートは一般的には60~70℃まで普通に使用できます。 また脱磁といって磁気を機械的に取り除かない限り殆んど永久使用できます。

子供の時から使っていた磁石があれば取り出してみて下さい。磁力が弱くなっていることはないと思います。

ただ問題は表面の印刷のインキやインクジェット、カッティング文字シートなどのフィルムです。これらを屋外耐候性のあるタイプを使用しないと色落ちしてしまいます。 マグネットシート工房ではこの点を最重要視して全て屋外耐候性のあるタイプを使用しています。

それともうひとつ、特に車用に海外製のマグネットシートを使用したときに良く起こることですが、長期間貼ったままにしているとマグネットシートの黒い部分が車のボディに移行してしまって剥がれにくくなったり、付着してしまったりするという問題があります。専門的にはブロッキング現象というのですが、これは正直今のところ海外メーカー製では100%解消することは難しいと思います。マグネットシート内部の品質と表面の処理機能は日本製が断然優れています。そういう点も踏まえマグネットシート工房では車用や屋外使用されるタイプは必ず日本製のマグネットシートを使用することにしています。

弊社では、ご利用用途や劣化のことも考えたうえでベストプライスを提案させて頂いております。マグネットシートのプロとしてのご意見を是非ご参考にしてください。